2023年5月、イギリスに移住すべく、イギリスの配偶者ビザ(spouse VISA)を日本で申請しました。
ググるとみなさん言っているように、イギリス政府のウェブサイトだけでは、情報が少なすぎて、、泣
結果としては、無事にビザを取得することができましたが、かなり、メンタルやられました。
追加書類を求められたり、何度も問い合わせしたり、奥の手!?を使ったりして、なんとか配偶者ビザを受け取れたという印象です。
今回の申請にあたり、たくさんの方のブログを参考にさせていただきました。
私も、この体験が誰かの参考になればと思いこの記事を書いています。
私たちは配偶者ビザ(UK spouse VISA)、
財務証明は貯金(Category D)で申請しました。
- イギリス配偶者ビザ(UK spouse VISA)を、申請する人
- 財務証明をカテゴリーDの貯金で申請する人
- 日本からイギリス配偶者ビザを申請する人
- 将来イギリスに移住する予定の人
- 時間を持て余してる人
イギリス配偶者ビザ申請、ざっとした流れ
私たちの場合は、配偶者ビザ。財務証明はカテゴリーDで申請することにしました。
準備する書類の日付に注意が必要です。
例えば残高証明は、ビザ申請する日から遡って28日以内でなければいけません。
私たちが提出した書類については、後ほど詳しく説明します。
オンライン申請します。
一つずつ質問に答えて行きます。途中でセーブできるので、ここは身構えずに進んでOKです。
私たちの場合、支払いは彼のイギリスのデビットカードでしてもらいました。
支払い時の表示は全て円で表示されます。
日本での支払いということでNON GBT FEEの3%がかかりました。
日本からの場合は、東京と大阪から選べます。
書類をアップロードします。
私が日本で集めた資料は、ほとんどiPhoneの書類スキャンの機能を使ってスキャンしました。
メインは指紋の登録と、顔写真の撮影です。ここで撮影された顔が、BRPカードに乗ります。
ここでは屈強なメンタルが求められます。
必要書類を知れば安心!イギリス配偶者ビザの提出書類
イギリスの配偶者ビザ取得では、4点書類によって証明しないといけません。
まず1点目、二人の関係性の証明(偽装結婚ではないこと)、
2点目、財政証明
3点目、住所証明
4点目、英語力の証明
これらの証明をするために、たくさんの資料を集めないといけないのです、、、泣
下記、イギリス政府のWebサイトで、必要な条件や提出書類について確認できます。
条件は割と頻繁に変更されるようなので、隅々まで確認し、申請することをお勧めします。
https://www.gov.uk/uk-family-visa/partner-spouse
はじめは、このイギリス政府のWebサイトだけで申請できると思ってました。でも実際に書類を集めてみると、情報が少なすぎました。
これから、私たちが実際に提出した書類について書いていきます。
【提出書類】二人の関係性の証明
- 戸籍謄本
- 婚姻届受理証明書
- 夫の在留カード
- 二人で生活していたアパートの住宅賃貸契約書
- 任意継続被保険者資格取得決定通知書
- 約20枚の二人が写っている写真。9割が家族や友達、親戚と一緒に写っているもの、1割は二人で旅行に行った時の写真
- 6.に加えて、LINEメッセージのやりとりのスクリーンショット3枚(日付を入れて1年に1枚で3枚)
イギリス政府のウェブサイトに書かれている、関係性の証明となる書類に下記があります。
・連名にした公共料金の支払い領収書
・共同預金口座の取引明細書
私たちはこの書類がなく(完全に準備不足)、一緒に住んでいることを証明するため、夫の名前と住所が書いてあったものを探し出してきました(上記3〜5)
ちなみに、日本語でかかれている文書は全て英訳する必要があります。それもイギリス政府認定の通訳にお願いしないといけません。
※以下、イギリス政府公認の通訳会社リンク
数社にお見積りをお願いして比較し、私はオフィス・エルさんに頼みました。
【提出書類】財政証明
- 夫のイギリスの銀行口座、6ヶ月間の取引明細
- 彼が持っていた株の口座明細(念のため)
- 1.の銀行口座に入っているお金のソースを説明したレター
カテゴリーDの貯金額だけで申請する場合、銀行口座に6カ月間、£62,500預金されている必要があります。
この条件をクリアするために、お金を夫の口座に用意し、ビザの申請をするまで6カ月待ちました。。。
1.の取引明細はVISA申請日から27日以内のものでないといけません。
2.については、申請後、旦那が提出したことを後悔していました。なぜかというと、その株を買うためのお金はどこからきたのかを証明する書類がなく、再提出の依頼をされるかも!?と懸念したためです。
結果的には2.について追加書類を求められることはありませんでした。
【提出書類】住所証明
- 彼の実家のTitle register(日本語だと登記簿謄本)
- Floor plan(家の間取り図)
- Council Tax(住宅用財産にかかるイギリスの地方税)を支払っている証明書
- 彼の両親からのサイン入りの手紙
1.は政府にリクエストして、少しお金(数ポンド)を払えば誰でも手に入れることができる書類です。
これは義理父が手に入れて、スキャンしたpdfを送ってくれました。
4.の内容は、以下の2点を記載しました。
・家には十分な部屋数があって、私たちが住んでも問題ないこと
・私たちが住むこと喜んで受け入れてくれること
これらはワードで記載し、直筆サインを文書にいれてもらいました。
【提出書類】英語力の証明
1.IELTS Life Skills B1の合格通知書
A1以上のレベルに合格すればいいようですが、今後の永住権の申請のことを考えて、B1を受験しました。
このテストを受けるだけでも2万円もするので、できれば再利用したいとこです。
政府のサイトによると、再利用できそうですが、またルールが変わってしまう可能性もあるのでなんとも言えません。
https://www.gov.uk/uk-family-visa/knowledge-of-english
ここで、一つ重要なことをお伝えします!
合格通知書をスキャンするときは、iPhoneではなく、コンビニのコピー機などを使用して、スキャンすることをおすすめします。
なぜなら、iPhoneでスキャンした合格通知書を提出したところ、再提出依頼されたためです。
iPhoneでスキャンした書類の中で、合格通知書だけ再提出を求められました。合格通知書は偽造防止の特殊加工が施されていて、それがiPhoneだと正確に読み取れなかったのかな?と思いました。※個人的な意見
【提出書類】その他の提出書類
- 私の有効なパスポートと、過去のVOIDされたパスポート、全て顔写真があるページをスキャンし、pdfにしたもの
- 夫の有効なパスポートの顔写真があるページのスキャン
- 夫が書いたカバーレター
3のカバーレターについては、
・私たちの出会いから結婚までの経緯
・なぜイギリスに移住する必要があるのか
・移住後は移住前と同じ分野の職業につき、イギリス経済に貢献できること
・提出書類の中で、私の旧姓が使用されているものがあること
・過去のパスポートは結婚前のもので旧姓が表示されていること
などを書きました。
以上、ここまでが私たちが提出した書類です。しかし!追加書類を要求されてしまいました。
【イギリス配偶者ビザ・2023年】申請後、Not Straight forwardのメールが来た
イギリスビザ申請後、Not Straight forwardのメールがきてしまいました。
以下メールです。
ざっとまとめると、
1.スポンサー(夫)のVISA申請前の銀行取引明細書現金貯蓄額
2.イギリスの住所証明、賃貸借契約書またはローンステートメント、公共料金の支払い領収書など
3.英語力の証明
1.に関してはビザ申請する日から遡って28日以内のものを提出していたにも関わらず、
再度請求されました。
幸い、ビザ申請日の直前とはいかないものの、より近い日付の残高証明を銀行に依頼していたので、そちらを提出しました。
2.について、彼の両親は何年も前にローンを払い終わっていました。
その書類が古いものだったため、証拠にならないと思い準備していませんでしたが、その書類を義理父に探し出してもらい、提出しました。
それに加えて、公共料金のガス?電気?の領収書を提出しました。(1回分の支払いのみ)
公共料金の支払いについては、ビザ申請前、彼に、「これも提出したほうがいいんじゃない?」と言っていましたが、彼は「これだけ資料があれば大丈夫だ」と私の意見を聞き入れませんでした。
その自信はどこからくるの?と思うことがよくあります。笑
3.はIELTS Life Skills B1の合格通知書をiPhoneではなくコンビニでスキャンして提出しました。
更に、上記に加え、夫にカバーレターを更に書いてもらいました。
結果的には、上記を提出し、VISAを取得することができました。
【イギリス配偶者ビザ・2023年】かかった費用、まとめて公開
かかった費用は下記の記事でまとめています。
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます
ここまで読んでいただきありがとうございます
今、提出書類を準備している方のお役にたてたらとっても嬉しいです!
またこのブログに戻ってきて頂けるようにブックマークしていただけると嬉しいです!